楽園のカンヴァス
最近読んですっごく面白かった本が、
浜田マハさんの『楽園のカンヴァス』
美術館は好きなので時折いくけれど、美術史ってほとんど無知で、
でも、無知で読んでもめちゃくちゃ楽しかったです!!
アンリ・ルソーの絵と生涯、そしてルソーの周辺の人々。
謎だらけだけど、”今”を生きる人が時間をかけて研究し、
少しずつ真実が明らかになったり、謎は謎のままだったり。
キュレーターっていう仕事も、すごい仕事なんだなと改めて知ることができました。
今現在、コロナウイルスでいろんなことが制限されていて、
やっぱりいざ自由が奪われるとものすごく窮屈だし、
自由の素晴らしさって改めてすごいなって思うけど、
芸術って自由の象徴なんだと。
私なんかは真っ白なカンヴァスを渡されても、
やっぱり頭が凝り固まってるから、
どこかで見たことのあるもの、風景しか描けないですもん。
見たことのないもの、心や頭が作り上げた自分だけのもの、
そんな自由な発想ってなかなかできない。
『芸術は爆発だ』
私の大好きな芸術家、岡本太郎さんの有名な言葉。
私も生涯、できる限り情熱的に生きたいなと思いました。
良い本に出会えて感謝。
今日もよい一日を。