アラフォー主婦物語

アラフォー女のつぶやき

かわいい子には旅をさせよ

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先日読んだ本の話。

 

『世界旅ガール、70億人と友だちになる』

 

私、節約主婦として家計のやりくりをがんばっているんですけど、

本だけはどうしても毎日読みたいんですよね。

でも今は自分の収入もないので、本をたくさん買えるほど余裕はなくて。

なのでGWのはじめの方に、この連休中に読む本を借りようと図書館に行ったんですね。

 

そこで出会ったのがこの本でした。

 

超簡単に要約すると、世界40カ国を旅した中鉢明子さんが、

若いときに行ったアフリカでの旅のそうぜつな体験談をまとめた本です。

アメリカとかも出てくるけど、ほぼアフリカです。

 

ちなみに中鉢さんは、ミスユニバースジャパン3位、

私とほぼ同年代で、貧乏世界旅行を体験し、

日本で日本だけのルールの下、ぬくぬく育った女性じゃないんですよね。

 

私が好きな本の1つに、沢木耕太郎さんの深夜特急という、

これまた貧乏世界旅行の体験談があるんですけど、

 

日本という温室から抜け出して、

世界に身1つで飛び込んで行く経験を若い頃にすると、

自分の既成概念をぶっ壊せるし、

自分の目で見て、体験して、あらゆるものを食べて、飲んで、すごいところで寝起きして。

そういうこと若いうちに経験するとしないじゃ、

生き方や考え方ってだいぶ変わっちゃうんだなって

気づかせてくれた本なんですね。

 

中鉢さんも日本では体験できないことを旅を通してたくさん体験していて

それはもちろんとてもすごいんですけど、

でも今私が読んでもっとすごいと感じるのは、

中鉢さんのお父さんなんですよね。

 

かわいい子には旅をさせよと言いますが、

日本ならともかく、

インドやアフリカに娘の一人旅を許すって、

親にとっては結構勇気のいることだと思うんですよ。

 

私は息子がいますけど、

男の子だってかなり心配ですもんね。

 

悪い人間にお金を盗まれないかとか、

ドラッグやらされやしないかとか、

だまされてもう帰ってこない人になりやしないかとか。

 

でも、親の腕の中でがっしり囲んでいるだけじゃそれまでの人生ですよね。

行ってこ~い!いろんなこと体験してこ~い!そしていつでも帰ってこ~い!

そういって子どもの行動を尊重できる親に自分もなれるかな、

と本を読んでいて思ったんですよね。

 

実体験で得た教訓や人生感や考え方って、

絶対誰にも盗むことのできない最大の財産だと思うんです。

 

息子が世界に飛び出していくかは分かりませんが、

親として、一人の人間として私自身も成長していきたいなと

思わせてくれる本でした。

 

なんなら私が今すぐ世界に飛び出したくなる本でした。

 

本で世界旅行。

最高じゃないか。

 

 

ちなみに今日は息子の幼稚園の面接です!

果たしてどうなるか・・・

 

今日もよい一日を。